「肉球がガサガサ」
このようなお悩みはありませんか?
特に肉球は外気や硬い地面に触れ、毎日酷使している部分でもあり、細胞の修復作用をもってしても、日々ダメージを受けている状態といえます。
「まだ赤ちゃんだったころの、あのプニプニモチモチ肉球はどこへやら・・・」
そう思う飼い主さまは多いはず。
今回はそんな肉球をまるで赤ちゃんの肉球のようにしっとり優しくケアできるアイテムをご紹介していきたいと思います。(赤ちゃんは言い過ぎかもしれませんが・・・笑)
肉球だけでなく「肘がガサガサしている」「足先を舐めている」「身体が部分的にとても乾燥している」など、わんちゃんのお肌をスポットでケアできる「N’s driveスポットバリア」をご紹介していきたいと思います。
ちょっとボリューミーな記事になってしまったので、成分とか細かい内容が不要な方は「2-2.成分から見る特徴」まで目次から飛ばしてくださいませ(^^♪
N’s driveとは
(以下、メーカーのホームページの参照です。)
N’s driveは、専門獣医師らの長年の臨床・研究から得た科学的分析データを基に、皮膚トラブルでお悩みの方、本気でスキンケアに取り組まれる方に向けて開発されたブランドです。敏感肌にも使用可能であること、そしてわんちゃんにとって本当にやさしいスキンケア製品であることにこだわっています。
スキンケアを謳っているいるメーカーさんは多いですが、N’s driveは本気でスキンケアのことを考えているという自信を製品の特徴にうかがえます。
①皮膚科学に基づいている
②成分の安全性・全成分表示
③人にも使える(化粧品登録済み)
人に使えるから安全、全成分表記だから安全というわけではありませんが、雑貨品として販売されているペット用品が多い中、良いものを選びたいという消費者側からすれば一つのフィルターとはなりますね!(雑貨だと成分表示していないものが多いため)
スポットバリアの効能
後ほど成分を紹介していきますが、メーカーが言うように「スキンケアに一番大切なのが皮膚のバリア機能である」という目的を果たすための処方がされていることが分かる成分がメインなので、私個人としては「買ってよかったなぁ!」と素直に嬉しいアイテムでした。
今回ご紹介するスポットバリアは、手軽に持ち運びも可能な保湿乳液タイプです。全身に使うことができますが、「スポット」というだけあって、乾燥している箇所にピンポイントで塗布するのに適しています。※全身に塗ったらソッコーでなくなります(笑)
成分の紹介
以下、表示順です。
アルカリイオン水
電気分解された水。分子の結合が小さいため、通常の化粧水よりも浸透しやすく、角質の深部にも届きやすい。
BG
水分を吸収する働きがあり、保湿性を持つ水溶性基材成分です。べたつきの少ないさらっとした使用感を持つのが特徴で、肌に潤いとハリを与え、みずみずしい肌に保ち乾燥から肌を守ります。
グリセリン
天然油脂類をアルカリでケン化させた時に石鹸成分と共にできる成分です。水分を吸収する性質が高いので、強い保湿効果を持ちます。
DPG
皮膚に対するべたつきの少ない保湿剤です。潤いを保ちみずみずしい肌にします。水や多くの皮脂とも混ざる成分で製品の伸びすべりを良くする作用を持ちます。
セラミド類
◆セラミド1、セラミド3、セラミド6 ll(ヒト型セラミド)
◆フィトスフィンゴジン (セラミド類似体で植物由来の脂質成分)
角質層の細胞間の脂質を構成する主成分。(全体の40~65%)皮膚バリアを形成し、水分蒸発、外部からの刺激などを防ぐ働きがあります。アトピー肌、敏感肌、加齢肌にはセラミドが不足している為、外部から補給することで肌のバリア機能を補うことができます。
ヒアルロン酸Na
皮膚組織に存在する天然保湿成分の一種。一定量の水分を保持することができるため、保湿剤として働き、肌に潤いとみずみずしさを与えます。
水溶性コラーゲン
水分を保持する能力、弾力性などの効果が期待できます。持続性のある保湿効果を有する。
ジフェニルジメチコン
撥水性、潤滑性に優れたツヤのある皮膜を形成し、滑らかな仕上がりの感触を付与する。
トリオクタノイン
皮膚をしっとりしなやかにし、柔軟性のある皮膚を保つために用いる。 また、皮膚表面にさっぱりとした感触の保護膜を作る。
ミリスチン酸ポリグリセリルー10
乳化剤非イオン界面活性剤(ノニオン界面活性剤)。乳化剤。皮膚刺激性ほとんどなし。
カルボマー
増粘剤のひとつである合成ポリマー(高分子成分)。増粘効果が高く、ジェル状にすることがかのう。べたつかず、さらっとした使用感。
キサンタンガム
増粘剤、ポリマー。(とろみをつける)
炭水化物を微生物キサントモナス・キャンペストリスで、発酵して得られる多糖類。少量で使用感のよいとろみをつけることができる。
コレステロール
保湿、バリア改善作用。エモリエント作用。
ラウロイル乳酸Na
陰イオン界面活性剤(アニオン界面活性剤)。乳化剤。皮膚刺激性ほとんどなし。
1,2-ヘキサンジオール
保湿剤。水分を保持する作用によって肌に潤いを与える(モイスチャー効果)とともに、防腐効果も持つ。
カプリリルグリコール
保湿剤。エモリエント剤。防腐効果も有する。
1,2-ヘキサンジオールよりもさらに防腐力が高い。
クエン酸、クエン酸Na
pH調整剤。化粧品のpHを安定させる成分。
フェノキシエタノール
防腐剤。細菌やカビの増殖、腐敗を防ぎ化粧品を腐らせないようにする成分。
成分から見る特徴
専門用語も多少あるので分かりづらいかもしれませんが、兎にも角にも「超保湿」です。
保湿には「皮膚に浸透する作用のモイスチャー効果」と「水分蒸散を防止するエモリエント効果」があります。
スポットバリアではその両方の作用を得ることができます。
なので、保湿効果の持続時間も長いものと私は考えています。
当店では主にダメージを受けやすい肉球や、舐め壊しやすい足先を保湿ケアする目的で使用しています。
わんちゃんの肉球ケアはこってりしたクリーム状のものが多い印象ですが、スポットバリアはサラサラした乳液タイプなので患部へのなじみがとてもいいのも特長の一つです。実際に使ってみると、浸透力の高さを感じます。
さらに、いつまでも水気が患部に残りぴちゃぴちゃするという感覚も少なく、保湿剤によくある水気残りも心配いりません。それでいて、患部はしっかりと潤っていることが実感できます。
肉球の角質はとても厚くガサガサ感が強いため、スポットバリアを塗布することで一番違いを実感できる部分ではないかと個人的に感じます。
使い方を解説
使い方はとても簡単!
ハンドクリームを塗る感覚で、一粒大を患部に出して塗るだけです。これを、わんちゃんの乾燥が気になる部分にチュッと出し伸ばします。
ものの数秒で患部に浸透していくのが分かります。
前述しましたが、肉球だけでなく乾燥している部位に幅広く使えます。
わんちゃんの気になる部分といえば、例えば「前足の肘」や「後足の飛節」(大型犬は特にこの部分の角化が激しいのでおすすめです)、被毛の薄い「お腹」、舐め壊しバリア機能が弱まりやすい「足先」などでしょうか。
当店では500円~で「肉球保湿ケア」をご利用いただけます。
ただ、お家でやるのと何が違うの?という指摘があるかもしれません。
シャンプーの後というのは全身の皮膚が清潔な状態。余分な角質や皮脂、汚れが落ち保湿剤が浸透しやすい状態です。つまり、このタイミングで保湿を行うことは効率的なのです。
さらに、当店ではスポットバリアをした後、補給した保湿成分をもっと逃げにくくするため、シアバターなどの油脂入りクリームでもう一枚蓋をしています。
スポットバリアの保湿性能と、シアバターの高いエモリエント効果の合わせ技なので、さらに効果持続時間が長くなります。
愛犬の肉球が気になるという方はぜひご利用くださいね!
肉球だけでなく、乾燥が気になって部分的に付けてほしい箇所がある場合もお気軽にご相談ください。
また、ホームケア用にまるっと一本、販売しているので、その際もお声かけください!
人にも使えるという特徴通り、わんちゃんだけでなくご家族全員で乾燥対策にもお使いいただけます。まずは自分の肌で効果を実感してみるものいいかもしれませんね!
まとめ
わんちゃんのお肌は人よりもデリケートであるということは、なんとなく実感している方は多いでしょう。
ただ、ちょっとした皮膚の変化だけで病院にかかるというのも正直面倒なことだと思います。もし、自分の肌の一部が乾燥気味になったり、ちょっと赤みが生じただけでは病院行かないですもんね。
多くの方が、市販薬で何とかしようとするはずです。で、だいたい改善しちゃいます。
(※これを推奨しているのではありません。あくまで一般的な傾向です。)
でも、わんちゃんやペットの場合、それがなかなかできない。
まだまだケアグッズも気軽に手に入れにくいし、あったとしてもどれがいいのか人用のものを選ぶよりも分かりにくいですから。
かと言って、ドラッグストアなどで売っている人用の化粧品や軟膏を気軽に使うわけにはいきません。(使えるものもあるけれど・・・笑)
だからこそ、皮膚トラブルを起こさぬよう日ごろからの予防(皮膚バリアの維持)が大事ですし、ちょっとした皮膚トラブルが生じた時に、安心して使えるグッズは持っておいてもいいかと思います。
そんな1本として「N’s drive スポットバリア」強くおすすめできるアイテムです!