みなさん、普段たくさん笑ってますか???
嬉しい時、楽しい時、美味しいものを食べた時、おかしい時、いろいろな場面で私たちは笑いますよね!
動物にとって“笑う”ということは、健康にと~ってもいいんですよ!
それはなぜでしょうか?
今日はそんな笑うことについてご紹介していきたいと思います。
ちなみになんでそんな話しをするのかと言うと、今日は語呂合わせから2(に)5(こ)→ ニコの日 だからです!笑
もちろんわんちゃんにとってはどうなのかということもご紹介していきます!
1. NK(ナチュラルキラー)細胞
動物の身体の中には、外敵から身を守る「免疫」という機能が備わっていますよね!
もし、ウイルスや悪い細胞が体内に発生したら、当然それらを破壊する機能が必要です。
そんな役割を担っているものの一つにNK細胞(ナチュラルキラー細胞)があります!
名前は有名ですよね!
NK(ナチュラルキラー)細胞は”殺し屋(キラー)”という名前の通りの働きがあり、全身をパトロールしながらがん細胞やウイルス感染細胞などを見つけて攻撃をするリンパ球です。
2.「病は気から」って本当!?
さ、ここからが本題!
このNK細胞は初期のガン細胞すら殺してくれる、非常に殺傷力の高い細胞なので、弱体化させるわけにはいきません。
私たちには体調を崩しそうなタイミングってありますよね。
疲れていたり、寝不足だったり、栄養不足の時、気分が落ち込んでいる時などですね。
で、そういう時はNK細胞の働きも弱まってます。。
「病は気から」という言葉は、実を科学的にもめちゃめちゃ理にかなっているわけですね。
ですが単純な話しで、逆にそういう状態を回避してあげることでNK細胞は正常な働きを維持できます!
そして、よりNK細胞を活性化させることができて、それに効果的なのが「笑い」なんです。
(ようやく繋がりました笑)
3. 笑いとNK細胞の関係性
では、なんで笑うとNK細胞が活性化されるのか、そして、わんちゃんにとってはどうなのかということをちょっとご紹介していきたいと思います!
まず、笑うことで脳は興奮状態になります!
そうすると免疫のコントロール機能をつかさどっている間脳という部位にも興奮が伝わり、身体中に情報を伝える神経伝達ペプチドという物質を放出します!
この時、「笑い」がトリガーとなった善玉の神経ペプチドであることがキモ!
笑いが素になることで善玉のペプチドが生産されるからです!
これが血流に流れて身体中の細胞にも運ばれるわけです!
そうして細胞にまで運ばれた善玉の神経ペプチドはNK細胞の表面にくっつきます。
すると、NK細胞は活性化されるという仕組み。。。
さながら、戦で戦っている兵士に送られる兵糧みたいなものですね!笑
しかし逆に、怒り・悲しみ・さみしさ・苦痛など負の感情を感じると、そういう情報が細胞単位まで伝わりますから、当然NK細胞も弱体化してしまうわけですね!
4. わんちゃんと笑うことについて
さ、一方でわんちゃんの場合はどうでしょうか?
わんちゃんは私たちと違って声をあげて笑ったり、意識的に笑顔を作るということはしません。
(かわいく笑って見える子はいますけども。。。笑)
ですが、喜びは当然強く感じます!
ドリカムじゃないですけど、嬉しい・楽しい・大好きって!
そういう時は、人と同様に免疫機能は高まっているとされます。
ですから、そういう感情を日ごろからたくさん感じさせてあげることがとても大事!
お留守番が多い、スキンシップや会話があまりない、お散歩がすくない、家族が不仲だったりすると犬のストレス指数も当然高まりますから、NK細胞の活動も弱まり病気になりやすくなってしまうかもしれません。
5. まとめ
日本人の死因の大多数であり、現代病の代名詞がつく「がん」を予防するためにも、日ごろからたっくさん笑うことが大切なんですね!
がんだけでなく、さまざまな病気も同様です。
わんちゃんにも笑うことによって得られる同じような幸福感を与えてあげることが大切です。
大事なのは感情と体調は密接に繋がっているということ。
いっぱい笑ってNK細胞を活性化させ、愛犬と一緒に健康に暮らしていきましょう!