よく、「犬は痛みをあまり感じない」と耳にしますが、これは全くの勘違いです!
犬は痛みを感じにくいのではなくて、ただ単に我慢して隠しているだけなのです!
というのは、犬のご先祖たちは昔の群生活において、怪我や病気で弱っている状態では危険が多いため、痛みを隠し耐えている方が有利に生き残ることができたとされています。
今でもその生存本能が残っているのでしょうね。
痛みを感じることは人間でもそうですが、相当のストレスと言えます。
我慢し続けていると免疫系の活動を高め続けてしまうため、心臓・胸腺・副腎などの器官に負荷がかかります。
そして、痛みからくるストレスで食欲低下・筋肉疲労・組織破壊が起こり、睡眠もままならなくなり、回復が遅くなるという負の連鎖が生じてしまいます!!
なので、いつもの状態と比べた時の変化にすぐ気付くことができるように、日ごろから愛犬を意識して観察しておくことが大切です。
こうしたサインを見逃さないことが、犬の痛みを早い段階で解消することになりますからね!