春のこの時期、新学期・新生活などがスタートし、人生の節目を感じますね。
一方で犬を飼っているとこの時期に感じることは、「狂犬病ワクチン打たねば!」ではないでしょうか?笑
狂犬病ワクチンは、ワンちゃんを飼っている方は必ず打たなければいけない義務ということはご存知かと思います。
では、なぜ色々ある病気の中でこの狂犬病だけが義務化されているのでしょうか??
それは、この病気が“人間を含む全哺乳類に感染する病気だから”という理由があるからなのです!
狂犬病は発症してしまうと、ほぼ100%の確率で犬も人間も死亡してしまうとても恐ろしい病気です!
狂犬病の特徴は読んで字のごとく「狂犬のような行動を起こす」ということにあり、感染経路は狂犬病ウィルスに感染している動物に咬まれたり、ひっかかれたりすることによって起こります。
そして、体内に侵入したウィルスは、傷口から神経を伝って脳に侵入し脳炎を起こします。その後、風邪の症状から食欲不振、咬まれた傷の痛み、興奮、麻痺、恐水、意識障害、不整脈、心不全と進行していき、発症からおよそ10日間で死に至るのです。
改めて、本当に恐ろしい病気ということがわかりますね。
日本では1957年以降発症はありませんが、エキゾチックアニマルが流行っていたり、海外から来る動物により、いつ日本に入ってきてもおかしくない状況なのは事実です。
なので、ワクチンはきちんと接種しましょう!